[食]ニットデザイナー八田妙子さんに会う

newmoonakiko2006-12-21

スウェーデンイエテボリ在住のニットデザイナー八田妙子さんに会う。初対面ながら、日本酒を飲みながら、盛り上がった。この宴会に誘ってくれたのは、この夏スウェーデンへ旅をした加藤憲一さん。スウェーデンの街づくりを視察した加藤さんの通訳をして下さったのが、八田さんだ。もっとも、ドタキャンした方の埋め合わせ要員だったようだが、それもご縁。「ゆりかごから墓場まで」ではなかったかな、スウェーデンといえば、社会保障の充実、男女同権の社会づくり。加えて、美しい光の国。目指すべき、成熟した社会があるようにイメージしていたが、現実は厳しい。経済格差、移民問題、食のグローバル化など、問題はいずこも同じらしい。
スウェーデンの伝統的な食事は、じゃがいも、雑穀のパン、それにシナモンたっぷりの甘いデザート。肉や魚は、お祭りの時に口にするぐらいだったという。今では、レトルト食品が大人気で、電子レンジでチンする料理が主流らしい。そんな中で、日本のすしは大人気で、テイクアウトもあるという。こちらは、ヘルシーフードだが、八田さん曰く「食べられないしろもの」。また、白夜の国スウェーデンの人々のリゾート地はタイ。街のタイ料理店も繁盛しているという。プーケット津波の被害にあったスウェーデンの人も多かったっけ。スウェーデンの冬は暗い暗い世界。その長い夜を女性の手仕事として伝えられてきた編物。八田さんのすてきなニットのセーターと帽子。北欧の風と光が編みこまれているようだ。
八田さんのHPはこちら。
http://www.kejto.nu/