[暮らし]サンタさんはいるの?

newmoonakiko2006-12-24

「今年のクリスマスは何が欲しいの?ママにも教えて」「内緒だよ」(オヤ、去年は素直に教えてくれたのに)「やっぱり、ウルトラマンかなぁ」「内緒」「じゃ、サンタさんにお手紙を出そうよ。ツリーのところに置いておこう」「日本語でいいの」(何語で書くつもり?)やれやれ、今思えば主体性のない親だった。
しかし、クリスマスの朝、自分が本当に欲しいものが枕もとに置かれてある、それを発見した時の喜び。願ったものが叶う。それは、単なる贈り物だけれども。サンタの役目を終えた親も、なぜか満たされた朝だった。サンタのプレゼントは、世界最大のファンタジーだと思う。
教室でも、高学年の子どもたちは、小さい子どもたちがいるところでは「サンタさん」の存在を否定しない。いつかは真実を知るのだから、サンタさんはいると思わせてあげようという優しさからだと思う。サンタなんていないって知って、ちょっとがっかりしたのかな。その気持ちもわかる。本当は親なのだけれど、親ではない別の存在から届くというからくりが、子どもの心を豊かにする不思議。
さて、明日。子どもたちに聞いてみよう。サンタさんは来たの?って。

街のサンタ。今夜が最後のお仕事だよ。