[本]平和政策

newmoonakiko2006-12-29

予定どうり美容院へ行く。顔を見て「カーリーヘアじゃないほうが、お似合いです」だって。信頼できる。お任せヘアということで、私は、今日兄から送られてきた「平和政策」(大芝亮・藤原帰一・山田哲也編)を読む。この本は、大学生や大学院生向けのテキストとして出版されたものだが、私でも読める。国際関係や平和の問題について論理的な視野を広げるために新鋭の学者が、各方面から国際社会の現実を分析しているのがユニーク。「祈る平和」から「創る平和」へ。平和政策というタイトルは、そこから発想されたという。この本のきっかけは、核廃絶を訴えるだけではなく具体的にカンボジア復興への行動を起した「ひろしま国際平和フォーラム」での議論。編者のひとり、山田哲也。おいおい、甥だ。ふむ、あの泣き虫の男の子がね、といささか感無量。貧乏暇なしの駆け出し(本人の弁)国際法専門の学者になったんだねぇ。
2月4日には、小田原市に「非核宣言都市」の国立市市長・上原公子さんの講演会がある。あとがきで、なぜ論理的な平和政策のテキストが必要かを山田くんは書いているが、それはまさにおばさんへのメッセージのようで、おおいに勉強になった。抽象的な「平和」という話はやめにしなくては。
370ページの半分を読み終え、髪が出来上がった。明日は、大掃除。もう、あとはない。