[食]100円の鯛

newmoonakiko2006-12-31

ようやく、おせち料理を整え、といっても、手づくりはお雑煮とお煮しめと玉子焼きだけ。これだけは、作って!と息子たちが言う。だから、日本のお正月の料理として、これだけは代々受け継がれるかもしれない。これにかまぼこ、伊達巻。これも、買って!とお願いされる。だから、これも生き残るかも。栗きんとん、黒豆は、私用。ほんの少し作る。これは、奥さんが好きか嫌いかだ。おなます、ごまめ、昆布巻き、このあたりはどうだろうか。いつもは不足しているものだから、出したら体が喜ぶかもしれない。復活するのかな。夫は、金はなくても鯛。で、我が家のおせちの主人公は鯛だった。昨日、昔からの友人である小田原駅西口「魚新」さんにかもぼこ等を買出しにいったら、「日本産の鯛が1匹あるよ」とのこと。よし、それで決まり、と思ったら、冷蔵庫の中になかった。「外国のでいい?1匹100円」「エー、今なんて言ったの?」「100円」。いやわせた主婦が、皆びっくり。安いのは悪くない話だが、正月を祝う鯛が100円だと、なかなか複雑だ。それでも、次々売れて完売だ。
そもそも、日本産の鯛だって養殖ものだ。昔、志摩半島で鯛養殖をしている漁民を取材したが、海の汚染問題で鯛の生産は減少していると聞いた。では、どこから来たんだこの鯛くんは?店主も知らない。韓国、ニュージーランド、モロッコギニアアンゴラ・・だそうだ。しかし、こうして遠くからはるばるやってきた鯛。日本人が昔から食べていた鯛と同じなのか?
種類が違うのだろうか?まぁ、腐っても鯛。明日、塩焼きになる。

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