[暮らし]駅伝、街を走る

newmoonakiko2007-01-02

小田原の街に箱根駅伝がやってくる。毎年のことなので、小田原市民はとってはあたり前なのだが、テレビで観戦している全国の人たちから見たら、すごいことなのかもしれない。テレビに映ってしまうので、化粧をして外に出ないといけない。往路は、12時過ぎ通過なので沿道に応援に出るが、復路は朝早いので、ほとんどの人は家でテレビを見ている。雨の時などは、ランナーが一人で走っていることもある。結構、薄情なものである。
この駅伝を応援するために2日の箱根の旅館は、ほとんど満室。小田原にもたくさんの人たちが応援にやってくる。それにつけても、今年の人出は凄かった。「箱根駅伝応援号」と銘うった臨時の小田急ロマンスカーが出たそうだ。東京の友人もこのロマンスカーで小田原にやってきた。楽しんだだろうか。小田原駅前の商店街は、自分が応援するのに忙しく、ここにやってくる人たちには、あまり関心がなかったようだ。でも、さすがに今年は、街角に太鼓の音が響き、お粥や汁粉が振るまわれ、いかにもお正月らしい雰囲気に溢れていた。ことに中継所のメガネスーパー前に近い、「ういろう」のお粥は好評だったそうだ。私のお目当ての「菜の花」あ・ん工房のお汁粉は、先着500人。人の波が凄くてなかなかたどりつけずに、到着した時には、鍋は空だった。
タスキ渡しの長い駅伝だが、目の前のランナーは風のように通り抜けていく。一瞬の時間を共有する、そのために人は沿道に出る。「がんばれ!」という声援がこだまする。駅伝、街を走る。ドラマかもしれない。

さて、「城下町ホール見直し」の署名運動。やりました。街頭に出るなんて、そんなに体験できるものではない。いろんな人がいるなぁ。胡散臭そうにみる人。確かに正月そうそう、街頭演説なんて聞きたいかと言えば、聞きたくない。やりたいかといえば、やりたくない。でも、やむにやまれずビラを配る。という感じを相手にいかに伝えるか。柔らかく、しかも迫力を持って。結構受け取ってもらえた。家でよく読んで、行動を起してくれるといいなぁ。