[食]日本のディズニーランドに焼き芋を

newmoonakiko2007-01-05

今日から、教室を始める。週3回雨の日も風の日も、教室をあける。最近では、仕事がWブッキングした時は、アシスタントの先生にお願いしているが、基本的には雨の日も風の日もともかく教室にいる。それが仕事である。春休みまでお休みはなし。つっ走る。
今日この冬始めて「焼き芋、石やきい〜も」の声を耳にする。食べたい。昔は、石焼芋やさんに声をかけられなかった純情可憐な私も、いまや去っていく軽トラックを追いかけるほどのおばさんである。大きめの石焼き芋2本で1000円。「子どもがいるので、小さいのおまけして!」といってせしめた石焼き芋3本。「さあ、みんな食べよう」。先生のおごりである。これが、結構いけて、来ていた子どもたちも満足した。
ところで、アメリカのディズニーランドでは、子どもの肥満防止のためにフライドポテトをやめてニンジンを提供するという。アメリカ人の肥満は日本人とは比較にならないそうだが、それは遺伝子の違いか、食事情の違いかははっきりしない。もっとも、アメリカのジャックフードは日本の若者や子どもたちのものでもある。食の欧米化が、生活習慣病の元凶であることも言われて久しい。税金をかけて「食育」キャンペーンをしても、食は自己責任といわれてしまえばお終いである。どんなに家庭で食事に気を配ったとしても、子どもが1歩外にでれば、肥満や成人病につながる食にしかありつけない。
日本のディズニーランドでは、「米国の基準をそのまま日本でも適用することは考えていない」そうだ。もっとも、昨年初めて、学校保健調査の項目にアトピーが加わったのが日本だ。その結果、1割の子どもたちがアトピーだという。手遅れにならないうちに社会全体が食について考えてもらわないと、アメリカの二の舞を踏む。
フライドポテトより石焼き芋ミッキーマウスが手渡してくれたらいかがだろうか。