[食]シルクロードの道

newmoonakiko2007-01-07

シルクロード。この響きだけでも、ロマンの香りがする。東西文化がこの道を通って、どう融合していったか。今日は、元上智大学教授の美術史がご専門の土谷遥子先生に「シルクロード仏教美術・インドから中央アジアへ」第6回目東トルキスタン西域南道のお話を聞く。パミール高原を越えたカシュカルからボータン、ミーラン(初めて耳にする地名だ)そして敦煌への道。オアシス都市を結んで、はやくも3世紀ごろには仏教文化の開花を見せていたというから驚く。しかも、残されている仏の顔は、アテネなどの西洋的美が色濃く出ているという。土谷遥子先生は、カブール美術館の館長夫人。現在は、カルホル二ア大学バークレー客員教授で、現在でも精力的に現地調査を続けられている。アフガニスタンの現状にもお詳しいので、最終回にはぜひ今の中央アジア諸国のお話も伺ってみたい。

オリエンタルな気分で帰りに食べたタイの焼きそば。厨房仕事は女性で、男性がオーダーをとる。友人、おすすめのタイ・ベトナム家庭料理「パパテオ」。鎌倉で食べる、あっさり味の焼きそば。ナンプラー、酢、とうがらし、塩は、好みでかける。初めて、タイへ行った時、コンビニにトムヤンクンの即席カップめんがあるのにびっくり。夫がツマミに日本から持参した「かっぱエビせん」は実はタイ米で作られていたのだ!しかも、タイで。初めてのタイはスリリングに満ちていた。バンコクから少し離れた町の商店街で、靴を買い、駄菓子を買い、横断歩道のない道路に閉口したっけ。まだ、幼かった下の息子が迷子になって・・。タクシーでは、暗い道に連れ込まれたし。しかし、なんだか元気な魅力に溢れた国だった。高度成長期に当たる時期だったのだろう。その後2回ほど仕事で行ったが、最初の印象が一番強い。と、思い出にひたりつつも、ぺろりと食べた。