[暮らし]お地蔵新聞休刊

newmoonakiko2007-01-23

今晩、板橋旧道は縁日で賑わう。どこから人が来たかと思うほどで、いつもの静けさが嘘のようだ。
気まぐれ、種切れ、資金切れの3号新聞ならぬ、5号まで編集した「お地蔵新聞」。年2回、8月23日と1月23日。子どもたちと企画して、発行していた。
創刊号は、「お地蔵さん」特集。地蔵尊を管理している香林寺のご住職に(後で知ったのだが、この方は駒澤大学の元学長先生だった)インタビュー。孫のような子どもたちにお地蔵様の由来を実に丁寧に説明して下さった。実は、子どもたちはすでにコンピューターを使って、下調べをしていたのだけれど。
ただ、分からなかったことは、その「お地蔵さん」ってどこにいるの?どうも本尊のお腹の中にいるらしい。ご開帳といって、その小さなお地蔵様を見ることができるらしい。しかし、誰に聞いても、そのお姿を見たという人がいないのである。このことを話すと、ご住職はただカラカラとお笑いになるばかりだった。
その1件で、私はお賽銭箱に小銭を投げた後、お祈りしながら、毎年毎年目は凝らしてみようとするのだが、見えないのである。弘法大師がお作りになったものというのだが。姿は見えねども、祈るというのも悪くはないけれど。
その子どもと大人で作った「お地蔵新聞」も、先生多忙のために去年の夏から休刊。お地蔵新聞は、ジェンダー的で好きなんだけれど。また、私のエネルギーが沸きでて、作りたいという子どもが現れたら、編集してみたい。今度は、スポンサーを見つけて、タブロイド版で。