[食]生ごみを土に還す

newmoonakiko2007-02-07

某所で見つけた「暮らしの手帳」別冊。「もったいない」の知恵とこころ あたらさん 特集「もったいない」は百年続く を読む。その中にエコ体験レポート EM普及の町、身延町を訪ねる がある。望月廣江さんが、義理の御母さんお勧めのEMを体験すべく、山梨県身延町を訪ねてのレポートである。今や、EMはいろいろな場面で使われているが、なによりも、食や農業への目を開かせてくれたのは、EMぼかしによる生ゴミの堆肥だと思う。このレポートの中でも、「生ゴミを大地に還すことで、社会の見方が変る」という実践者のコメントがあった。
食べ物を粗末に扱ってはいけない、土にはたくさんの微生物がいる、土をよごしてはいけない。生ゴミを堆肥にした土で何か作物を作れば、作物の栽培の楽しさと難しさ。農業をなりわいとしている人たちへの敬意、そんな諸々がわかる。
今日、たまたま私は、生ゴミの密封バケツを持って帰っていた。台所に置くので、主張しない地味な色しかない密封バケツをイエローにしてと提案したのは私だ。子どもたちには好評なのだが、やっぱりね、保守的な主婦には評判がいまひとつだ。しかし、ド派手な密封バケツで生ゴミがよみがえるのはいいでのではないかなぁと思う。
ところで、私の家では、バケツではなく、手動で切り返すしくみの好気性微生物を使う生ゴミパックンを使って、生ゴミの堆肥化を実験中だ。寒いせいか、密封バケツに入れなくても、ニオイがない。いずれにせよ、台所で畑の堆肥を作っている私。数年前までは、考えられなかったことだ。さて、今年は1坪でいいから、野菜を作りたい。