ポトスは買うものではなく貰うもの

newmoonakiko2007-03-11

花づくり名人・高橋妙子さんの取材メモを整理している。植物は人の足音で育つという。罵声を浴びせると、植物は枯れてしまうともいう。ともかく、水やりをしないと鉢植えは、枯れてしまう。我が家には、「水をくれ〜」と悲鳴をあげているポトスがいくつもある。ごめんね。なにがショックかというと、花を育てられない自分を知るとですね、バン!「人間失格」の烙印が。
だから、高橋さんのような人に出会うと、劣等感のかたまりになる。しかし、育てるスキルってもんがあるらしいってことは救い。まず、ポトスは、すごく生命力があるから、伸びてきたら、ちょきんちょきんと切っていい。それも、茎は5センチぐらい、葉はとる。これを水につけておけば、根がでて、写真のように成長する。これを土に植える。1本のポトスが、何十本のポトスとなる。茎5センチというのは初耳で、その理由は、葉がついていたら、根にいくエネルギーが減少するからという。高橋さんの考え方は、窒素、燐酸、カリという栄養素よりもエネルギー循環を考えた育て方のようだ。花をたくさんつかせたいなら、花を摘んでいくこと、大きく育てないなら、伸びる茎を切っていくこと。どちらも、しっかり根っこを張らせるための作業だ。根っこ、ここがね、大切なんだね。それから、植物の細胞っていうの、単純でなんかいとしくなる。