2度目の挑戦!

newmoonakiko2007-04-06

容器包装リサイクル法が出来て、ちょうど、10年。法律が改正された。改正法では、事業者に容器包装廃棄物の排出抑制を促進させるための措置が導入された。いわば,行き先を考えた容器包装にしなさい、ということである。いくらリサイクルとはいえ、リサイクルする費用がかかるし、環境に付加をかけない方法など考えられない。その費用は、税金でまかなうとすれば、財政負担は大きい。このリスクを回避させるために事業者の責任を多少重くしたのが、この改正法。プラスチック製などの容器包装を年間50トン以上使う大口業者に,毎年、容器包装の使用量などを定期的に報告することを義務つけている。まずはスーパーのレジ袋は有料に。改正前の法律ができた時も、マイバック運動があったが、結局うまくいかなかった。やはり、お客様は神様。レジ袋にお金を出してとは言えなかったのだろう。なぜなら、すでに商品の価格にレジ袋代は加算されていたのだから。マイバックを持ってきた客には、10円返せばよかったのだ。毎日マイバックを持ってスーパーに行けば、年間3650円主婦は稼げた。
今度は、スーパーがレジ袋をたくさん出してはいけない、という縛りができたのだからうまくいくのかな?大手スーパー、イオンは、いち早くレジ袋の有料化を決めた。荷物をつんだまま車に運べるピンクのバスケットは315円。レジ袋は1枚5円。これで400店舗年間11億枚のレジ袋が何枚になるか、興味深々。しかし、レジ袋代金を取るにしても、返すにしても、スーパーの独占は揺るがないのが、かたわら痛しだ。かの和田一夫ヤオハン小田原店も、イオン配下になったというし。

母がどんな買い物籠を持っていたか、思い出せない。左が気にいっているベネトンのエコバック500円。右は友人のホテルヒルトン、1500円。エコバック商戦も加熱?