(仮)城下町ホールおおづめ

newmoonakiko2007-04-26

明日で、市の説明会が終わる。その後、市は県と協定書を結び、その後は、県の手にゆだねられ、工事の入札が行われることになる。HP工法というきわめて特殊なやり方のため、大手の建設会社しか請け負えないのだという。下請けの下請けぐらいの仕事が地元にまわってくるのか。これも、行政と組んだデペロッパー事業。一筋縄ではない現状を崩すのは、市民の総力戦しかない。この問題に対する小田原文化人の身の処し方は、のちのち語り草になるだろう。かの北村透谷の碑を建立することにも、ぐちゃぐちゃ言った小田原人だもの。しょうがないかという気もする。本物とそうでないものとの区別。よいものをよいという勇気がないと、悪いものを悪いと言えないのだなぁと。烏合の衆になりさがった文化人ほど哀れなものはない。同じく、長いものには巻かれろの自治会役員も。
この事業にお金を貸す神奈川県公営企業庁は、市が要請しなければ、事業は当然ながら、凍結するだけという。事業の内容については、市民自治を尊重して、実施内容を問わないという姿勢だ。しかし、十分に問題があることは、承知しているという感触であった。痛くも痒くもないという顔であったが。なら、市民の意見をまとめるために延期でもいいのではないか。県知事には会えなかったが、県民が困ってるんだぞ、現場に来て欲しいと直訴して、本日はおしまい。これだけでも、十分疲れた。
明日は、7時から小田原市役所7階会議室で説明会が開催される。ぜひ、たくさんの方に参加して欲しい。小田原の良心と厭らしさが同時に見られるまたとない機会だ。

本日の昼食は、横浜「ZAIM」。名前の通り、築80年の関東財務局を改装。現在は、市民活動の発信基地、クリエーティブセンターとして使われている。