足柄山の足柄茶

newmoonakiko2007-05-14

この時期になると、何人もの方からお茶を頂く。それも自家製のお茶なのである。実家のお茶というのが多い。お茶摘みの時期だけ、実家に手伝いに帰るのだという。実家とは、どこなのかな?箱根丹沢の丘陵地帯、いわゆる「あしがら」と呼ばれる地域では、お茶栽培が今でも行われているという。私は知らなかったのだが、大正12年関東大震災の復興のためにお茶栽培が奨励されたそうだ。以来、生産量、質ともに向上して、「足柄茶」は全国でも有名になった。
担い手がいないお茶畑のお茶摘みイベントに参加した知人。茶摘み初体験で疲労困憊。「私には、お茶農家の嫁はつとまらない」。大丈夫、すでに専業農家は少ないから。このお茶は無農薬。貴重品だ。しかし、みかん、甘夏、レモン、お茶と、小田原周辺には、まだまだ豊かな大地があるのだと感心することしきり。
(今日の俳句)
あしがらに一服の茶の緑雨かな

国民投票法案が可決成立した。問題点は多々あるが、有権者総数の過半数か、投票者数の過半数か、ここの解釈が最大の問題だ。解釈の余地があるのだろうか。