薬が効かない

newmoonakiko2007-05-31

10年前ぐらいか、あの子もこの子もというように、ばたばたと肺炎にかかって入院したことがあった。風邪をひくと単なる風邪に終わらない。長引いた挙句に肺炎を起こす。どうしてか、と不思議に思っていたが、薬剤の乱用で耐性菌ができ、抗生物質が効きにくい体になっていたのだ!
薬剤というのは、治療薬だけではない。口から入る食品添加物、農薬、皮膚から入る化学物質、一例をあげれば、虫よけスプレーも農薬だ。ことに過剰な殺菌剤の使用が、体の中の免疫力を下げていることに多くの人は気がつかない。悪い菌だけ殺すことなどできないのだから。
この冬の猛威を振るったインフルエンザ。タミフルなど飲ませないでよ、とお母さんたちに話していたのだが、遅かりし、「もう飲ませました」というママもいた。その子どもは、インフルエンザの後に肺炎になり、さらに喘息になり、1ケ月学校を休むというはめになっている。
いざという時の薬ほど、ありがたいものはない。そうするには、日々の暮らしに薬剤をむやみに使わないことである。薬信仰という呪縛を解かなくては。これがなかなか大変だけれど。

人間と同じにペットも危険にさらされている。ペットフードの中身。中国産もアメリカ産も、おかしなもので作られていることが、明らかになった。動物病院の大繁盛のわけが、理解できる。

色つき始めた紫陽花。