有機の人

newmoonakiko2007-05-30

ツルネン・マルティの後援会長が、いみじくも「気が長い仲間たち」と称した支持者が集った今日の、「参議院議員ツルネン・マルティ総決起大会」。至誠天に通ずといってみても、4回次点で4回無情の天を仰いでみると、至誠を疑うか、天を恨むかという心境になる。本人が一番つらかっただろうが。長いおつきあいだから、本当に心配した。国会で質問するツルネンさんの話を聞いて感無量だったのは、私ばかりではあるまい。民主党のツルネンというよりも、ツルネンさんはツルネンさんだ。
大橋巨泉の辞任を引継ぎ、国会議員になったわけだが、昔と今と生活スタイルも生きる姿勢も全然変わらない。ただ、ツルネンさんは議員になって玄米菜食を始め、だいぶスリムにはなった。どうも、議員の中に玄米菜食という派閥があるらしい。生ごみを堆肥にして家庭菜園。いつのまにやら、有機農業推進基本法議員立法化に取り組み、事務局長として活躍した。従来の農林族議員にはできない仕事だったのではないか。農業を知らないから、理想を掲げられたともいえる。そして、それは決して農業者を苦しめることにはならないと思う。これからは、日本の林業に関わっていきたいという。フィンランドは、森の国だ。投機や投資という自然環境保護にはこりごりしている国民感情。本来の意味での森の再生をのぞみたい。

今日の総決起大会の来賓は、管直人民主党代表代理、松沢神奈川県知事、連合神奈川事務局長だった。会場の関内ホールほぼ満員。