コロッケの話

newmoonakiko2007-06-25

食品加工卸売会社「ミートホープ」の牛ミンチ偽装疑惑。賞味期限切れの冷凍コロッケ転売、学校給食にブラジル産鶏肉を国産と偽って納入その他もろもろ。というニュースを聞いても、いつものことだから、そうびっくりはしない。むしろ、私の反応は、「久しぶりにコロッケを作りたいな」だった。自慢じゃないが、なんも得意料理をもたない私が、唯一誇れる料理?がコロッケ。あれは、手間暇がかかる。ジャガイモを茹でて、皮を剥き、潰して、ひき肉を炒めて、混ぜて、丸めて、小麦粉をまぶし、玉子をからめて、パン粉をつける。ここまでで、9段階。さらに油で揚げると。家族の人数×3ぐらいを作ると、すでに胸焼けしていて、食べられない。それでも、たまには作ってみたいと思わせる魅力がコロッケにはある。
ホープ」は、牛肉に豚肉や羊の肉などを混ぜていたと言う。合挽きというやつですね。今や、庶民的なスーパーでは、合挽きしか売っていません。牛と豚を混ぜてミートしているのは、主婦として許せるけれど、その他のなんかわからない肉が混ざっているんじゃないかと疑心暗鬼になる。冷凍食品は使わず、家庭で手作りしていても、その素材そのものが偽りだと、本当に困ってしまう。なら、いっそ冷凍コロッケでいいんじゃないの?と思うよね。しかし、この商品、生協で扱っていたという。生協の理念に反する、コロッケだ。

国産合挽き肉100g98円。国産が嘘っぽく見える。風評被害か、売れてません。