[食]自給農園はすてき!でも、しない理由

newmoonakiko2007-08-01

気持ちのよい晴天。本日は、某会社の家庭菜園用チラシの撮影に付き合う。モデルは、昔からの友人とその娘さんだ。実は、彼女に生ごみでの肥料作りを教えてあげたのが、今から6年前。以来、彼女は1回も生ごみをゴミとして外に出していない。私も、同じ菜園を借りて、家庭菜園の真似事をしていたのだが、夫の入院で、菜園までいけず、断念した。友人にその土地を譲ると決めて、息子と草刈りにでかけたのだが、夕暮れでよく見えず、隣の作物まで抜いてしまったことを思い出す。本当は、草かそうでないか区別がつかなかったのだ。隣の、これも友人だが、朝収穫に行ったら、無残に抜かれていて、びっくりしたそうだ。動物の仕業かと思ったらしい。平謝りに謝り、なんとか許してもらった。この件がトラウマとなって、以後、私は家庭菜園には近づかないことにしている。その彼女も、つい最近、乳がんの手術をして農作業ができす、その菜園を手放すことにしたという。作物は、人の足音で育つというが、農園まで足を運べない痛ましさを思う。

今日、小田原の街を望む農園で発見したうぶ毛に包まれた冬瓜。なんだか、いとおしい。