1日200gの玄米

newmoonakiko2007-08-27

「熊野出会いの里」から通信「くまの」が届いた。年3回発行、年間千円の通信である。すっかり忘れた頃に届くので、なんだが得したような気がする。里長の麻野吉男さんは、ブラボーな百姓である。極度の神経症を克服し、最近では心筋梗塞という爆弾をかかえた体を甲田式少食療法で回復させている。宗教・医学一体論を展開する八尾市在住の甲田光雄先生の講演を聴いたのは、今から10年ほど前か。玄米菜食、1日1200カロリーでよい。人間はみずからの体の中で必要な栄養素を作り出すことができるという理論は、まさに目からウロコだった。麻野さんは、食糧危機は、少食で切り抜けていけばよいと言っている。最近のスーパーの肉売り場が極端に狭くなっているのが象徴的だが、ともかく、穀類と野菜、少量の小魚があれば、人間は生きていけるのである。西洋の栄養学からみれば、食糧危機なのだけれど、別な論理からすると、人間の栄養観を変える絶好の機会なのである。少食にすれば、健康になれる。しかし、食品メーカーや外食産業は絶対認めないだろうね。ていうことは、厚生労働省も。

その麻野さんからのメッセージ。100羽の平飼いのニワトリが卵を生み出したそうで、買ってくれる人はいないかだって。卵は、基本的に地産地消がいい。関西の人って、オーガニックとか有精卵とか、あまり興味ないって本当かな。地域の洋菓子やさんでプリンにしてもらったらどうかな?少し、高額なプリンになるが、「有精卵で作った熊野プリン」なら引き受けてもいいなぁ。
興味のある方は、こちらへ。 麻野さんが神様とよぶ愛妻「さよさん」のブログ 「熊野出会いの里」の雰囲気が伝わる。よしおくんの顔も覗ける。
http://kumanodeainosato.ikora.tv/
 1日玄米80gでもいいという説もあるけど。