やっぱり、マックス

newmoonakiko2007-09-04

昨日今日の教室は、なぜか静か。子どもたちも夏バテ気味かな。元気がない。「おしゃべりはやめなさ〜い」という私の金きり声も聞こえない。穏やかな昼下がり。黙々とプリントに向かう子どもたちの姿。それだったらよかったのだが、プリントを留めるホチキスで、一騒動だ。教室には、4本のホチキスがあるのだが、そのうち3本が使えない、または使いにくいというのである。なあんで?ある子が、「それは、マックスではないから」。えー、使いやすい1本は、間違いなく日本製マックス。そのほかは、1本は日本製、もう1本は台湾製、残り1本がベトナム製なのである。4本のうち、日本製の日本工業規格JASマークがついているのが2本。使えない3本は、100円ショップのもの。「先生、けちしないで、ちゃんとしたホチキス買ってよ」。別にケチしたわけではないが、やっぱり、安いものには安いだけの理由があるのね。ところで、ホチキスの開発会社マックスは、国内市場で75%の占有率を持つ。100パーセントだったのが、75パーセントになってしまったのか。でも、どうしても他社が盗めない技術があるんだろうな。ということで、子どもたちは、マックスというシールが貼られた本物のマックスしか使わず、100円のホチキスは用なしとなっている。いずれ、100円ショップは倒産するかも。