[暮らし]勉強、勉強ついでに飲む

newmoonakiko2007-09-17

2つの会合をはしごする。ひとつは、小田原再生フォーラム「市民が創る地域の文化」。講師は新潟県魚沼市小出郷文化会館館長の櫻井俊幸氏。7月、直接小出までお尋ねして、いろいろなお話を伺ってきた。住民が主人公になって、文化会館をつくっていくドラマに感動した。まちづくりの中に位置づけられた文化会館。さまざまな意見を交わし集約していく、そうしたプロセスがあってこそ、本当に地域の住民に愛される文化会館は生まれるのだ。今回は、創立60数年の地元の劇団、同じく50年の地元のオーケストラ、文化連盟の関係者が、それぞれホールについての思いを語った。ホールの運営に関する検討委員会なるものに公募で選ばれた市民はひとりだという。すでに数回の会合はもたれているらしい。しかし、その内容は、市民に情報公開されていない。専門家の意見も必要だろうが、どういうミッションでこのホールができるのか、どういう見通しで運営されるのか、誰が運営するのか、市の説明責任は果たされていない。行政と市民の協働という言葉は、今は主流だが、これが本当に現実できたら、ノーベル賞ものだと櫻井さんは言う。できるか、できないか、小田原で試してみるぐらいのことはしたいではないか。
夜は、10月6日に開催される「有機農業推進法シンポジューム」の会議。この推進法を議員立法で成立させた立役者のツルネン・マルティさんが基調講演を行う。今日も打ち合わせのために夫妻で参加。冒頭、「畑は耕しているが、稲つくりは経験がない。ぜひ、やってみたい」と話し、あしがら農の会の会員になることになった。まずは、稲刈りから体験スタート。話の弾みで、私も田んぼつくりに加わる。さて、どうなるかな・・。楽しみ、楽しみだ。