有機のほうれん草

newmoonakiko2007-11-15

久しぶりにおいしいほうれん草を食べた。生で試食したとき、う、これは違うぞと感じたが、茹でたら、なお、一層の甘みに驚いた。この野菜、有機堆肥製造から栽培、流通までをマクタアメニティという企業がまわしている。企業と大学とか通産省とか、ともかく多方面の団体を巻き込んで出来上がった農産物の新システムである。と、事業をまわす幕田さんから、前から聞かされていた。「地産地消」ではなくて「地消地産」。できた作物を売るのではなくて、地域の人が欲しい作物を作る。この橋渡しをするのが、これからの流通のプロの仕事だ、となんべんも聞かされてはいた。そのためには、土づくりから指導し、堆肥を作り、生産者だけでなく、すべて顔の見える関係を構築し、みんなが、利益をわかちあう・・そんなことできるの?と、へそ曲がりは思っていたが、本日何年ぶりかのほうれん草らしいほうれん草を頂き、論より証拠。これは、消費者から支持されるだろう。慣行農法のほうれん草は、食べれば食べるほど健康によくないという説もある。このほうれん草、また食べたいな。

幕田さんの仕事は、こちらで
http://www.chuokai-fukushima.or.jp/a_scm_f/secret2.html