[選挙]街の声

newmoonakiko2008-05-17

加藤けんいち選挙事務所の中にいた私は、中国四川省の大地震のことも知らなかった。ポスターやビラ作りに集中していたのだ。今日、ようやく事務所の外に吹く選挙の風を知るために街頭に出た。「CHANGE」というテレビも見れなったが、「チェンジの人」という政治活動用ポスターが、街の中にたくさん貼られているのを見て、正直うれしかった。その一方で、辻々に立つ黄色軍団には驚く。その中にピンクが混ざるのだが、それはメガネスーパーの社員。負けじと声を張り上げている。ともかく近隣の商店街の皆さんには迷惑な話だったろう。すみません、私たちもご迷惑かけました。

ボランテイアだけで選挙を行っている加藤陣営は、街に出るとなんだ足がすくんでしまう。しっかりしろというお叱りの電話も寄せられたそうだが、それも期待されているからだろうと勝手に思う。街を歩いていても、もっと積極的にやれと見ず知らずの方にご忠告を受けた。そう思った人から、どんどん動いて欲しい、と心の内でささやいた私。もっとも、あの黄色軍団のみなさんは、小田原住民なのだろうか?

選挙戦フィナーレは素晴らしかった。政党とは関係なく、加藤氏の意気に感じるツルネンマルテイ氏など政治家、小田原議会で城下町ホールなど鋭く問題にした安野裕子市会議員に混じって、たくさんの市民が応援メッセージを述べたこと。集まった約500人が、「かとう」コールをしながら、ロータリーを行進したこと。「新しい小田原へ!」という訴えが、大勢の人の心に火を灯したのだろう。4年前も同じような光景が見られたが、今回は市民の数も層も違う。だが、安心などはしていない。すぐさま、投票に行こうと声かけに走った。今回は、市民が主人公のまちづくりの流れを確かなものにしなくてはいかない。

晴天らしい明日は、未来を占う大事な選挙だ。責任をもって一票を投じて欲しい。