耳を啓く

newmoonakiko2008-06-21

小田原医師会合唱団結成記念コンサートが市民会館小ホールで開催された。いつもの白衣から女性はフリルのブラウスに黒のロングスカート、男性は蝶ネクタイと背広に着替えて、堂々の合唱団だ。いつもは、近づきがたいお医者さまだが歌声を聞いていると、なんだかとても身近な人に感じる。それも、見事なファーモニィで驚く。きっと、学生時代はコーラス部に属しておおいに喉を鳴らしていた方たちばかりなのだろう。

プログラムの中に小田原医師会会長の伊藤進先生が、「開かれた医師会、全員が参加する医師会、住民と共にある医師会」が当会の理想であり、この合唱団の誕生はその一翼を担うもので、とてもうれしいと書かれている。小田原市にはこんなにすばらしい目標をかかげる医師会があるのだ。市民にとって心強いことではないか?

コーラスの秘訣は、他人の歌声を聞くことにある。他人の歌声に自分の歌声を乗せていくと、そこに響きがうまれるのだ。
なんだか、めんどうなことがあったら、まずは、歌ってみる。どうしても、はもりたくなるのが人間というものと思いたい。