伊豆高原アートフェステバル

newmoonakiko2008-06-25

画家でもあり、エッセイストでもあった宮迫千鶴さんのもうひとつの顔は、伊豆高原アートフェステバルの仕掛け人だ。東京から移り住んだ伊豆高原で、環境破壊の最たるゴルフ場建設計画が浮上。これを阻止しようと動いた仲間と一緒にアートで豊かな緑を守ろうと始めたフェステバルは、今年で15年になる。

私も街ごとギャラリーになる、5月の伊豆高原を楽しみにしていた。ある年は夫婦で、ある年は友人たちを誘い、宮迫さんとご主人である谷川晃一さんの南庭工房をたずねた。毎年、工房はたくさんの来客で溢れていた。何年か前、この取り組みを加藤憲一さんに紹介したことがある。さっそく、加藤さんは伊豆高原を訪れ、宮迫さんからたくさんのレクチャーを受けた。

3月に腹部の異変で緊急手術、リンパ腫が発見された宮迫さんは、5月の伊豆高原アートフェステバルに不参加。5月18日加藤小田原市長誕生の報を聞き、ベットの上でVサインをしてくれたという。生臭い政治の話はいやだと言っていたけれども、よろこんでくれたんだね。

ネットで調べたら、こんなに素敵なサイトができていた。↓
http://www.izukougen-artfes.com/

今まで、反対ばかりにエネルギーを使わざるえなかった小田原市民が、これから、加藤市長と創造的に活動ができる。小田原の大地がキャンパス。こんな取り組みがあることは励みだ。

宮迫さん、なにもかもありがとう。