6月議会終わる

本日で、小田原の6月議会が終わった。前市長と馴れ合いと言われていた議会が、新市長を向かえるのだ。一波乱二波乱あって当然だ。新市長支持者だけではなく、市民の多くが注目していたと思う。議会を傍聴した人から、いろいろな情報が寄せられているが、鋭い質問や高いレベルの議論はなく、あまりにも低レベルに終始して、傍聴者からブーイングが出たという。なんだかね。

その中で、居眠り疑惑の議員4名。谷神議員、小松議員・志澤議員・相澤議員。品性を欠く態度の俵議員・井原議員・奥山議員・堀村議員というのが、大方の見方である。ご自分ではそう思わないかもしれないが、傍聴者はそう思ったということ。議会は、議員の仕事場であるだけではなく、神聖な場でもある。
やはり、それ相当の態度というものが必要ではないか。

私が傍聴した、鈴木議員はマニフェストの重箱の隅をつついていたが、それも本筋を読み取る能力不足のためかと思えた。横田議員は、ホールについては勉強していると思う。駅前再開発についてはいかがか?しかし、合併についての市民説明会はどのようなものになるかという質問は市民が聞きたいことで、なかなかよかった。民主党の俵議員は、民主党支持者の6割の票を加藤市長にもっていかれて心情的には悔しい思いをしたに違いない。あるいは、現場の責任を感じてもいい立場だったかとも思う。

ならば、なぜこういう結果になったか。理性的に考えるべきと思うが、なんと「マニフェストは政党候補者が出すべきもの」という論法を展開したという。もし、本当ならば、ごまめの歯軋り。豊島候補のマニフェストは、民主党マニフェストそのままだった。しかし、よくよく考えてみると豊島候補は、民主党県連の推薦を正式に受けていたわけではない。民主党のような、自民党のような、ヌエのような候補者だったのだ。と、少なくとも、私にはそう思える。

俵議員は、茅ヶ崎市の文化振興にかかわってきた貴重な人物と聞く。そういう視点で、鋭い質問をなぜしないのかな?能ある鷹は爪を隠す?自分の次の選挙を忘れているのではないかと心配だ。小田原の民主党支持者は期待して見てるんですよ。

私は、新しいことを始めるにあたっては、市民にも議員にも叩かれて叩かれていいと思う。しかし、最後は市長の決断でことは進んでいく。それだけ首長の権限は大きく、責任もまた重い。議員もまたそれ相応の責任があることは当たり前だ。議会制民主主義を議員が潰さないで欲しい。

最後に副市長の人事案は、満場一致で可決されたという。ひとりは、市役所OB。もうひとりは、現役の部長と聞く。この人事案で立ち往生だと大変だと心配していた。多少のいじめは通過儀礼。さぁ、いよいよこれからが仕事だ。