桜桃

newmoonakiko2008-06-30

太宰治の小説「桜桃」。

「子供より親が大事、と思いたい」。いや、むしろ、この一行の「桜桃」なのだと思う。

「生きるという事は、たいへんな事だ。あちこちから鎖がからまっていて、少しでも動くと、血が噴(ふ)き出す」。

それにつけても、「桜桃」を今年も食べられる幸福。