[暮らし]あきんど会議

newmoonakiko2008-09-03

あきんど会議オープンフォーラム第1回「まちの賑わい創出の秘訣とそのしかけ」にでかける。㈱商い創造研究所代表の松本大地氏と日本政策投資銀行参事の藻谷浩介氏の話を聞く。小田原の商店主にとっては、耳の痛い話だったと思う。賑わいは、商店だけでは作れない。そこに住む人、学校、医者、公共施設など、生きている人あっての賑わいなのだ。

ことに1964年生まれの藻谷氏は、鉄とガラスの高層ビルは、日本人の伝統として異質だと指摘。そういう建物を選択した都市は、衰退していく運命にあると話した。その例として、金沢駅を見せてくれたが、これがあの金沢かと思えるほど違和感があった。

写真は、東海道の旧街道。箱根に続く道沿いは、江戸の昔、商店が立ち並んだと聞く。たとえば、紅屋。その子孫が、メーキャツプの仕事をしているという。この街道筋を掘り起こすだけでも、新たな商店街ができそうに思える。入り鉄砲に出女ー天下の倹はもうまじか。商いの原点、人と物とが交流する市
に戻ればいいのかも。