newmoonakiko2008-09-16

NHKクローズアップ現代で、昨日経営破たんしたアメリカの大手証券会社、リーマン・ブラザーズが取り上げられた。貸し出したローンを証券化して、投資家に販売することでリスクを分散できる仕組みだという。この証券化が日本の不動産市場を拡大させる大きな機能を果たし、海外マネーが流れ込むことで、都心の地価が上昇。が、サブプライム問題をきっかけに金の流れが途絶えることで、その動きが止まる。日本も中小不動産デぺロッパーは倒産の危機に。まさに小田原の再開発に食い込んでいたアーバンもそのひとつで、この8月に倒産、破綻していく様子が詳しく報道されていた。

不動産の証券化など素人には難しかったが、関係者誰に聞いても、絶対に危険だという答えだった。その危険な相手となぜ、組んで大切な駅前開発をするのかが、おおいなる疑問だった。市を含む地権者で組織する「準備組合」とアーバンが覚書を結んだが、本契約を結んではいない。不幸中の幸いといわずしてなんといおう。

前小澤市長の責任、承認した議会の責任は重大で、市長選の争点はここにあり、ストップをかけた市民の判断は正しかった。したがって、前市長の駅前開発をそのまま後継するという公約をかかげ落選した候補者が、タウン紙に投稿した記事「あらためて信を問う・・」は噴飯ものである。まさか、事業継続をマニフェストに書いていないとなんか言うのではないだろうね。

ああ、とても冴えてる月夜なのに。携帯で撮影するとこうなる。