[食]農水省の犯罪

newmoonakiko2008-10-04

明日は、稲刈りだ。なんだか、とてもうれしいのだが、昨年どんな格好をしていったのか、思い出せない。

ところで、米の自由化によってスーパーでも酒屋でも、お米が販売されることになった。ドラックストアに10kg3000円を切る価格の米が並んだときには、違和感を通り越して米の品格を貶めると思ったものだ。あの米は、輸入米を国産米に数割混ぜて「国産」にしたものだったのだ。当然、米の価格は暴落する。すると、農水省は市場から米を買い上げて価格を維持し、表向きには生産者を守ってきた。が、そもそも輸入米は国産米の需給にできるかぎり影響を与えないという約束ではなかったか?その輸入米を極秘に市場に出して価格を下げたのは、何を隠そう農水省だ。

しかも、いわゆる事故米から検出された農薬は、有機リン系メタミドホス。そもそも、この農薬も日本からベトナムに輸出され、米に含まれて帰ってきた代物。この負のブーメラン現象は、GATTで輸入義務を負ったときから変わらない。

生産者も消費者も裏切ったことは、国民全部を敵にまわしたようなものだ。農水省はつぶれてもいいが、農業がつぶれては困る。