内需拡大

最近、体力の限界を感じる私は、仕事以外小田原をでたいとは思わない。できたら、御用のある方は小田原に来ていただきたい。聞かせたい音楽があれば、小田原で演奏していただきたい。興味のあるお話は小田原で伺いたい。小田原に限らず、高齢化社会とはそういうものである。

今晩は、えこ座神無月寄席が、しゃぶ平ビル２階で開かれて、満席だった。えこ座とは、「小田原宿なりわい交流館」近くにあるオール電化の体験展示場の名前で、ここの経営者が日大落研の卒業生。「えこ座」２階が小さな寄席になり、１周年を迎えた。席亭えこ座でん助の先輩、林家正雀の一席を聞けて、大満足。ご縁満開一座というご当地フォークグループも加わって、いかにも小田原らしい企画だ。

受身では満足できなければ、自分でプロデュースして、地域のみんなで楽しむ。ついでに地域でお金をまわす。老いていく身の楽しみも財布も、こうして分かち合う。しばらくは、これしかない。

えこ座寄席ででたお弁当。ハニル館の和牛ステーキ弁当。久しぶりの牛肉でした。