発想の転換

newmoonakiko2008-10-27

岡山県倉敷市地場産業は畳だが、家屋の洋風化が進んで斜陽産業に。80パーセントのシェアを持つ畳の縁も、在庫の山となっていた。この縁の生地をどうしよう?本当に困って考えた人がいたんですね。強い、水をはじく、なにより光沢がいい、日本的な味わいがある。・・う、バックでどうだ?畳の縁のリサイクルバック。これが、大ブレイク。人気のバックは、入荷待ち状態だとか。

私は、出始めの時に小田原で一目ぼれで手に入れた。丈夫で長持ち、1泊の旅でも十分に間に合う。電車で、このバックを目的に女性がズリズリと近寄ってくることもあるほど。何でできているのか、気になるのだろう。近所の畳屋さんの作業場に畳の縁が、日に干されていた。これから、バックができるんだ。もちろん、バックになるのは未使用の畳縁だが。今や、倉敷の「かぐらや」といえば、全国区だ。在庫の山は、すでにはけたはず。災い転じて福となす。そんなバックが、小田原職安通り「ミセス・ヨーコ」に入荷していた。東京の友人に教えなくちゃ。

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