[食]あしがらの新米

newmoonakiko2008-11-03

6月6日が田植え、10月5日が稲刈り。脱穀の時には参加できなかったが、今日、田んぼのあとかたずけと新米配布とのことで、のこのこ出かけていく。今年は、草に負けて大味になったというが、その草を見ていないので、味よりも、管理してくださった額田さんに申し訳ないと思う。1回でも除草剤を撒けば、ずいぶん違うのかもしれないが、それでは趣旨にあわない。

あしがら農の会の米作りの部会は、無農薬無化学肥料は当然ながら、①機械は最低限で済ませる②人手に頼る③基本的に販売しないを基本とする。
コンバインは使わないので、バインダで刈り取った稲ははざがけするしかない。天日干ししなければ脱穀できないし、玄米もできない。でも味は格段に良いというし、この作業がなければ、田んぼにかかわるおもしろさは半減する。

収穫量に応じて労働した分をお米で分配されるので、私には1合ぐらいかなと思っていたら、なんと3Kgも頂戴した。さらに黒米も。うれしい。
不耕起の田んぼに来年のためにレンゲの種を撒いた。レンゲは、大気中の窒素を取り込んで養分にできる植物で、来年の春には緑肥となる。すでに在来種はないとかで、種は中国産。田んぼへのお礼だ。

「米があって、味噌があって、あと塩があれば、大丈夫」と友人に励まされた。うん、がんばろう!

有機農業推進議員連盟事務局長のツルネン・マルティさんも、有機の米づくりを初体験。