衆議院選挙

安倍晋三元首相の政務秘書官を務めた井上義行氏(45)が次期衆院選に神奈川17区から無所属で立候補する意向を固め、近く正式表明するという。井上氏は17区の小田原市出身。旧国鉄職員や内閣府ノンキャリア職員を経て、2006年の安倍氏の首相就任とともに政務秘書官に就き、現在は安倍氏の秘書。17区では河野洋平衆院議長の引退表明を受け、自民党早稲田大学客員講師の牧島かれん氏(32)をすでに公認。民主党新人の神山洋介氏(33)も立候補を表明しているんだけれども。

よくよく考えてみると、自民党の内部分裂は昨年の市長選におけるこの地域の実力者河野洋平さんの態度表明が実にアヤフヤだったことに起因するのではないか、民主党の神山候補の今ひとつ盛り上げが足りないのも、民主党小田原市長選への鈍感さが尾をひいているような感じがする。どこの政党にも頼らない市民派市長が誕生させたことは、既存の政党の組織を壊したということにもなるし、すでに既成政党が求心力を失っていたからかもしれない。玉子が先か鶏が先かはわからないが、ともかく国政を先取りした17区にふさわしい候補者を選びたい。

さて、河野洋平、安倍普三、鳩山由紀夫(かな?)自民、民主揃い踏みの応援演説が来ても、どうなんでしょうね。国の大枠を変えるならば、小さなことは捨てて大局にたたなくてはと思いますが。

農水省が今国会に計上した農山漁村に人材派遣をする事業「田舎で働き隊!」12億円を可決してから解散して欲しい、という農家の声もある。これは大丈夫そうだ。

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