[暮らし]鳥インフルエンザ

newmoonakiko2009-01-14

「生命農法」の著者・高橋丈夫さんが、興味深いことを書いている。人間がインフルエンザになったら、1日(3食)か、1日半(4食)断食して、炭と酢を飲むのが、最良の処方箋だと。高橋さんは、ワクチンもビタミン剤も抗生物質も消毒も使わない自然養鶏家なので、非常に説得力がある。

そもそも、鳥インフルエンザの発生は、人間を含めた動植物にサルファー剤(現在は人間には禁止されている)という抗生物質を単一に使ったためにウイルスや寄生虫が耐性菌を持ち、その微生物が固体の垣根を越えてしまったこと。抗生物質を使うことで、世界どこでもたった3社の巨大孵化会社の同じヒヨコが飼われることになったこと。日本の鶏卵用鶏約1億40000万羽、うち国産鶏は500万羽、残りの90パーセントはドイツに本社を置く鶏なのだそうだ。世界中同じ種であれば、インフルエンザに罹る率も高くなるのは当然だ。

しかし、インフルエンザが猛威を振るう地域の土壌は、アルカリ土壌という観点から、酸性土壌の日本は最も安全な地域だと結論づけている。なるほど。ワクチンに走らずに国産の食べ物を食べて、罹ってしまったら、断食して発酵食品を食べる。インフルエンザ、恐るに足らず。地べたに暮らす鶏も大丈夫だ。