[食]オーガニックな小田原

newmoonakiko2009-04-03

有機農業推進モデルタウン」事業は、3年前に制定された有機農業推進法に基づき、農薬や化学肥料を基本的に使わない有機農業を普及するため、全国50地域(21年度は49地域)をモデルタウンに指定し、5年間にわたって農水省が支援していくもの。この事業は、県や市町村を通さずに公募で行い、農水省の「直接採択」といわれる方式で補助率100%。1地域の事業、1年間で400万円5年間支払われる。ただし、毎年応募しなくてはならない。

じゃ〜ん、28日に発足した小田原有機の里づくり協議会が応募した事業計画が、神奈川県で唯一採択され、晴れて地域の有機農業普及がスタートする。関係者の皆さん、よかったですね。今までの有機技術の蓄積を、あしがらの地域のために思う存分普及させていって。有機農業の専門家を講師にした技術研修会、消費者との交流イベント、販路拡大に向けたマーケティング調査なども行われるというし、市民にも注目されるに違いない。

この情報、農水産省のHPで見つけた!会の代表は、加藤市長。事務局は、農政課にあるので、農水省から市に結果が伝えられたのか知らん。23年度までに市町村の50%は有機農業推進計画を作ることになっている。この事業が有機農業推進計画そのもの。首都圏に近い20万都市の有機農業モデルタウンは、全国でも珍しい。これも、小田原の魅力だ。
こちらに掲載されている!
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/pdf/h21_saitaku.pdf


この先は、有機農業とリンクさせる落ち葉や伐採枝、そして生ごみを加えた堆肥化を目指す。いのちを大切にする小田原の基盤を作ろう。

早川周辺を一回りすると、いろんな柑橘類が手に入る。無農薬という表示のものもある。