象の梅子を土に戻そう!

タウン誌上に、小田原城本丸にあるコンクリートの檻の中の象・梅子を本来の土の上で暮らせるようにしてあげよう!という意見が掲載されていた。提案者は、城郭研究会の田代道弥氏。市では、非常時のことも考えて、梅子が亡くなり次第、動物園は閉鎖という方針を揚げている。梅子は今年62歳。故郷タイへお里帰りさせるわけにはいかないが、もう少し自然の環境で老後を過ごさせてあげてもいいのではないか。田代氏の「土の上で暮らさせる」というのは卓見である。こどもたちが集まる「わんぱくランド」へお引越しもなかなかのアイディア。

21世紀は、世界中の人間を含めた動植物が共に生きることを考える時代なのだ。象の足に心を寄せる田代さんに続きたい。

写真は、解禁「冷やし中華」。大船の鎌倉飯店は、胡麻だれ。