納豆の日

盛岡市のこだわり直販所「小さな野菜畑」で見つけた納豆。久しぶりにネバネバを堪能した。納豆はネバネバがいのち。瑞々しい細胞を保ち、老化の進行の抑えるムチンちゃんは、このネバネバに含まれる。ネバネバしない納豆ほど、許せないものはない。

納豆づくり50年 盛岡・大内孝夫の技とあるが、技といわれて納得できる。

昭和30年代、東京の朝は「ナット〜ナット」という声で始まったものだ。納豆を混ぜるというのが、子どもたちの役目で、無心に混ぜる兄たちの姿まで思い出せる。というわけで、何はなくても納豆さえあれば・・なのだが、残念ながら、おいしい納豆にめぐり合えない。以前は、茨城の水戸納豆を協同購入していたが、どの家庭もそんなに量を食べなくなった。

それから旅に出るとその地域の納豆を買って帰る。小さな工場で作る納豆。輸入大豆が増えるにつけて、小さな納豆業者は、消えていく運命だったのだろう。全納連という組織があって、加盟業者は、全国で200少しか。そして、きょう7月10日は、語呂合わせで「納豆の日」ですって。大豆を植えるので、納豆を作ろうかな。蒸した大豆に納豆菌を掛けて、半日くらい42度程度の温度に保てばできるそうだ。納豆菌を手なずけられるか、これが技なんだろうな。・・大豆が稔ればの話だが。ちなみにこの納豆 80g74円。大豆は無農薬。
「ちいさな野菜畑」は、地域の八百屋さん的存在をコンセプトにした直販所。集めて売るだけではなく、考えて売っているのは、商品を見たら分かる。
http://www.sanchoku-iwate.com/pc/contents/shop/f3_44.htm

ところで、納豆菌って、東急ハンズで売ってるの知ってた?