男の子たち

9月も終わりである。先週から、朝6時に起きて、7時過ぎに家を出て毎日出勤するという生活を始めた。30年数年ぶりのことだ。お弁当まで作るという、一大変革の日々だ。

30数年勤め上げ、立派に退職。そんな方々の逆コースをいく私は多少哀れんで見られているかもしれないが、本人は結構楽しい。そのひとつは、インターネットショッピングの運営。まだ、画面の編集をいじくるのが精一杯だが、「ほうこうやるんだ」という発見がある。

ところで、東京行き7時32分発の始発電車に乗る男の子は毎日同じ席に座り、2駅間うつらうつらしている。でも、友達の男の子が国府津から乗り込んでくると席を譲り大磯駅でふたり仲良く降りていく。対照的な体格の子どもたちなのだが、同じ学年という雰囲気だ。小学2年生ぐらいだろうか。毎日、いい光景を見せてもらっている。