大船駅前市場

ここ数年のJR大船駅構内の変貌はすごい。本屋もあるし無印商品もあるし、立ち食い寿司やもあるしコンパクトにまとまっている。でも、魚屋や八百屋は駅なかにはできないだろう！ということで、駅を降りて3分。市場の賑わいもすごい。その上、実に安い。魚は三崎港直行のマグロから、ひとやま200円のイワシまで、八百屋もひとバケツまとめていくらの世界だ。肉やも健在で、オーストラリア産牛肉１キロ買っても1000円でお釣りがくる。

生鮮食品の店をぬうように100円ショップや、低価格の洋服店などが並ぶ。新旧の店の入れ替わりがあるが、それでも活気がある。庶民の胃袋を満たす！というエネルギッシュな商い。なにしろタイ人の友達が、大喜びした市場だ。タイで買うより安いというのだから。ここでは、安けりゃいいのか！なんていえない。安いこともいいことだ！ともかく食いつないで生きなくてはね。それにつけても土の上の商店はいいものだ。

小田原駅前の市場が消えてから、駅前商店街の衰退が始まったように思える。1度潰した市場は2度と再開できない。