割り箸はなぜカビが生えない?
使い捨ての割り箸は,森林破壊にもつながるんじゃない?ということで使わない人が多い。それよりも、カビの生えない割り箸って、考えてみたらおかしい。割り箸の9割は中国産なのだから、防カビ剤たっぷりなんだ。それに漂白剤も。口に入れるものだが、食べるものではないので基準が甘いという。
厚生労働省が2003年に出した割り箸の安全基準
オルトフェニルフェノール(防カビ剤) 6.7mg
チアベンダゾール(防カビ剤) 1.7mg
ジフェニール(防カビ剤) 0.8mg
イマザリル(防カビ剤) 0.5mg
二酸化硫黄又は亜硫酸塩(酸化防止剤) 12mg
割り箸に染み込んだ漂白剤や防カビ剤は,70度のお湯に溶け出すそうだ。
私のマイ箸は、EMセラミック製。弁当についている割り箸はもらわないことにしている
ところで、この話、弁護士の紀藤正樹さんから聞いた。食の問題にたくさんの弁護士が関っていることも。