牛肉問題と基地

食糧と基地問題は、まったく別個のように見えるが、もしかしたら、政治のとりひきの材料にされているかもしれない。

というもの、農林水産省4月8日にアメリカ農務省との間で2007年以降中断していたアメリカ産牛肉の輸入制限問題について政府間協議を再開することに合意しているのだ。

現在、アメリカ・カナダから輸入される牛肉には、各政府が発行する衛生証明書が添付されている。
(1) 全頭から特定危険部位SRM)が除去されていること。
(2) 20か月齢以下の牛由来であること。

しかし、アメリカに出回る牛肉の安全性は今もって不透明。沖縄から基地がなくなることには諸手をあげて賛成だが、だぶついた汚染牛を輸入することにならないように切に願う。