かぼちゃの種

自家採取された「かぼちゃ」の種です。自家採取というのは、自分の育てたかぼちゃから種を採ること。作物のすべての遺伝子がつまった種。次世代の子孫を残す役割の種。親は自らが子孫のためにさまざまな情報を種に託す。厳しい自然環境に適するように見事に順応したものだけが、生き残っていける。

作物の種には固定種とF1という交配種があるが、固定種を自家採種していくと次第にその地域の気候風土に最も適した遺伝子情報が培われることになるという。このかぼちゃの種は、無肥料で育てられたかぼちゃを親に持つ。この種を化学肥料の入った畑で育てると成長が悪い。なるほどと思いませんか。