[暮らし]朗報

宮崎県西部のえびの市で実施していた県の「終息確認検査」が終わり、口てい疫のウイルスが残っていないことが確認された。県境を接する鹿児島、熊本県の検査でも異常はなく、両県の一部を含む家畜の移動制限区域(半径10キロ以内)と搬出制限区域(同10〜20キロ以内)は、4日午前0時に解除される。制限区域の解除は、4月28日に感染疑いが確認されて以来37日ぶり。これにより、両地域での家畜の出荷が可能になる。えびの市では5月13日まで4農場で牛と豚に感染が確認されたが、以降の発生はない。県は5月下旬から、半径3キロ以内の牛の血液検査と豚の目視、3〜10キロ圏の牛と豚の目視検査をしていた。というニュース。

えびの市の知人から、「どうか、4日に解除されるように住民みんなが祈っている」という電話をもらった。そして、本当に終息宣言が出た。えびの市の市民すべてが、ほっとしたことだろう。よかった。口てい疫が蔓延しても、かからない牛や豚もいる。牛舎や養豚場まるごと感染しないところもあったことだろう。何か飼育の方法に違いがあったのか、調査していると思うが、何か同じ要因があれば、他の地域でも役に立つ。きっと、あるのではないか、と思う。

ところで、消毒のために「お酢」を空中散布したという。(木酢液とも聞いたが、えびの市の知人は、「お酢」と言っていた)ペーハーを下げて、ウィルスを殺すわけだ。空中散布だもの、天然のものでなくては。消毒液がなくても、お酢ならあるよね。