[暮らし]選挙

とある町に住む若者からメールがきた。

ぼくの町の選挙の仕組みというか慣わしにかなり閉口してしまい、思わず聞いて欲しくなりました。
というのは、普通、選挙の前に自宅に「選挙入場券」とでもいうのでしょうか、葉書で前もって送られてきて、それを持って選挙に行く。。。というのが普通ですよね?昨日まで僕もそれが普通だと思っていました。それが、田舎では違うんですよ。

今現在、僕の手元には「選挙入場券」は届いていません。おかしいので昨日役場に問い合わせたところ、もうだいぶ前に配っている、という。

よくよく聞くと、各地区の「地区長」さんに一括して渡し、それを地区長が配る仕組みにしているというんです。
その方式は、回覧版などを回したりする仕組みで、今現在も行われていて理解はできます。
でも、年に一度あるかないかの国政選挙の入場券までそこに託すというのはどうなんでしょうか?

実際、届いていない現実もあり、役場には葉書で郵便配達方式に変えるように強く提言しておきました。

役場の言い分としては、経費削減ということでしたので、大事な選挙の事であること、地区長の負担とか確実性を考えると郵便料金くらいなんとかせよ、と久しぶりに熱くなってしまいました。

そんなに経費削減というのなら、役場の職員が一軒一軒全部配ればいいことだが、その燃料代や、手間、さらに役場職員の給料などを考えると郵送が一番だろう、と。安易に地区長に任せているところにも呆れてしまいました。

この話にはオチがありまして、最後に役場職員が
「入場券なくても投票できますので。。」
だって。ゆるすぎます。顔見りゃ分かるということなんでしょうか?

この町、「地区長」さんの考えひとつで選挙が決まるんじゃないかと心配になりますよね。
その後、この話をしたらこの「地区長方式」は小さな田舎町にはまだ他にも残っているそうです。

こんなんでいいんでしょうか?(笑)

よくない、よくない。ところで、選挙入場券の郵便料金は国が出すの?市町村が出すの?