[暮らし]ホ・オポノポノ

ホ・オポノポノは、ハワイの少数民族に伝わる癒しの方法。自分に起こることはすべて自分の記憶にあり、その記憶は頭にあるのではなく、おなかにある。エコロジストのきくちゆみさんがそんなふうに説明してくれたように思う。

1980年代にモナ・シメオナ は、これをセルフ・アイデンティティ・ホ・オポノポノ と名付けて、問題を引き寄せているのは自分の内部にあり人生の一切について自分が責任を取り、現実を変えたいならば、まず自分を変えなさいと。モナによるホ・オポノポノは、14段階のプロセスを踏むことで精神をカルマの呪縛から解放することを目指すという。14段階は大変そう。

そのせいかモナの没後、彼女の弟子であるイハレアカラ・ヒューレンがホ・オポノポノは自らの記憶に向けて、「どの記憶が問題を引き起こしているか」と問いかけた後、「ごめんなさい」「許して下さい」「ありがとう」「愛しています」の言葉を繰り返すことでOKとなったらしい。この繰り返しは4つの言葉のうち1つの言葉を繰り返して言っても良いが、4つの言葉を1セットとして1セットずつ繰り返すほうがより効果が大きいという。日本には言霊という概念があるが、確かにこの4つの言葉は悪くない。

9月12日、早稲田大学井深ホールでフォーラムin早稲田が行われる。きくちゆみさんと対談するのが有機農家山下一穂さんだ。ゆみさんの飛んでる感性を補完する一穂さんの土の感覚。バランスがとれている。興味のある方は、ぜひご来場ください。http://www.forum-in.jp/