[暮らし]odawara 

「最近、小田原はがんばってるね」と友人に言われる。住んでいるとそうとばかりは思えないが、でも悪い感じはしない。この秋は、第2回全国丼ぶりサミット、地元おでん祭り、来週の週末は、第3回ローカル・サミットとかで、二の丸広場は千客万来だ。小田原城入場者数も、15年ぶりに40万人を超えた。薪能が行われないのが残念だが、食のパワーに押されたのかも。この経済効果はどうでるのか、楽しみ。

一方、小田原市の政策が、国の事業として認められて、予算が国から下りてくるケースが増えている。昨年に引き続いて、農水省の「有機農業モデル事業」、総務省の「緑の分権改革調査事業」、厚生省の「地域包括ケア」事業で二つのモデル事業が進んでいる。

緑の分権改革調査事業は、環境再生プロジェクトと生ごみ堆肥化推進事業など、市、市民、企業などが連携してすすめること「らしい」。加藤市長の考え方、未来志向には、全幅の信頼を置くのだが、言葉にするとわかりにくいので、「らしい」としか書けない。採択された市町村の取り組みを読んでも、小田原市は何をするのか具体的にわからないのが残念。もっとも、市長の日記を読んでいる市民にはわかる、かな?。小田原市民としては、ぜひ結果を出して、他の自治体のお手本となるようにがんばらねば、と思いますよね。

「若い市長さんを応援したい」という鎌倉市の友人。「栄さんを支援している」という熱海市の友人。わが小田原の加藤市長は、私を応援や支援してくれるならば一緒に動いて!と言っている。その真意は、社会のしくみを変えていくには市民ひとりひとりの意識と行動だということなのだろう。自分にも地域で何かできることはないか、地域のためにこんなことをしたいという市民が増えていることは確かだ。問題を地域におろして全員野球を始めたら、すごいことになるかもしれない。

写真は、ささげの種とり。