[食]イケメン農家

3人のイケメンを出して何なのとお思いの方々。彼らは、17日日比谷公園で開催された土と平和の祭典に登場した新規就農の若者たちです。中央は、高知の土佐自然塾の卒業生の千葉くんだ。彼は、東京生まれの埼玉育ち。つい最近まで、銀座の高層ビルで働いていたのだが、「生きている実感がわかない」と農業に転職を考える。大枚をはたいて、土佐自然塾へ入塾し、有機農業を学ぶ。妻は、塾長の山下農園の研修生になった。

神奈川で就農したいということで、小田原に来たこともあった。小田原には、希望の農地が借りられず、愛川町になったことまでは聞いていたが、再会するのは、2年ぶりだ。

「小田原の鈴廣さんの魚粉を使って有機野菜をつくり、できた野菜は鈴廣さんのレストランに出荷している」のだそうで、びっくり。日比谷で、農家の話を聞くのは稀だが、農家からかまぼこの鈴廣の名を聞くのも稀れ。鈴廣の魚粉とは、かまぼこ製造からでる魚の残渣を肥料にしたもの。めぐりめぐって千葉くんの農地でお野菜になっていたわけだね。

千葉くんのおさかな循環野菜は、鈴廣の売店で販売されているとか。本当、縁って不思議!