[暮らし]祝島のひじき

人間には見えない答えだからまだわからない。でも、草や牛が正直に答えている。人間だけが鈍感なのは、考える頭脳を持ってしまったからだろう。頭脳があるがために見えてるものも見えない。今、どうしたらいいか?テレビで学者が話していることを鵜呑みせずに自分で答えをみつけたい。私たちの命は計算で決まるわけではないのだ。ホウレンソウだけを1年間食べ続ける話なんて・・そもそもホウレンソウやカキナだけ有害でそのほかが無害でないわけがない。土が汚染されれば、水も汚染される。空気は自由自在に動く。風を誰が止めることができるのか。

東京都知事は涙を流すぐらいならば東京電力に即時炉の廃棄を要求する。と同時に不要な電力を使わないことを都民に徹底させる。生活消費電力の25パーセントはエアコンだというから、そこを半分にできないか?テレビもウオシュレットもやめる。

そして、火急の問題に対処するには、田舎の親世代の出番だ。嫁や娘ともども孫を東京から脱出させてめんどうみよう。彼らの友達もいいじゃないか。仲間でめんどうみても。原発のないところなら最高だ。おいしい野菜を食べ、光をたくさん浴びで良い子がたくさん育つだろう。

笑うしかないほど、打ちのめされてはいたが、まだ死んだわけではない。この時代に生かされてこうして感じ考えることができることに感謝している。一度は絶望の底に手を置いてみなくては希望が見えない。今、なにかを気がつかなくては絶望の底が抜ける。人間って、やっかいな動物だね。

祝島に行ってきた先輩のお土産。こんな状況でも四国電力は上関原発を中止する考えはないとか。