福島の農家からのメール

今朝の新聞で福島の有機農家が自殺したことを知った。微力ながら有機農業をすすめてきた身としては、とても哀しい。絶望の気持ちは痛いほどわかる。無念。でも死に急がないで。
http://www.asahi.com/national/update/0328/TKY201103280468.html

以下は日本有機農業学会の長谷川理事兼事務局長(東北農研センター)からの痛切なメール。

現在、福島県地震津波放射能漏れ、周辺地域の避難措置、生鮮野菜の出荷停止どころか昨年収穫したお米のキャンセルなど5重 苦を強いられています。義援金や支援物資も歓迎しま
すが、最も良 い方法は、福島県産品を買い支えてもらうことです。出 荷停止の間 は生鮮品は無理でも、お米、お酒・味噌など加工品、工芸品でもい いです。福島県の観光も大歓迎です。その際に一言「応援しているよ!」といってもらえればもっといいです。
なお、出荷停止になっていない関東の生鮮野菜や魚介類も不買の影 響を受けているそうです。こちらの買い支えもよろしくお願いします。

大好物の干し柿が安くて目を引いた。いつもは500円ぐらいするのに今日は200円だ。買って気がついたのだが、この干し柿、福島産だった。今店頭に並んでいる干し柿は、放射能汚染など無関係なのに。消費者も冷静になってみよう。そもそも自分だけが安全などということはない。同時代を生きる私たちもこの痛みを背負わなくては。もうこれ以上、水や土を汚さないで!
死ぬな生きろ展
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