2012-01-04 枯野 俳句 悲しみの底に手をつく枯野かな悲しみという巨人が手をついて枯野に座っている。枯野の底も、悲しくつめたい。かじかむ手だが、その底から立ち上がるのもその手からだ。手と心はつながっているんだ。でも、一度手をつかないとたちあがれない。